効率よく勉強するための習慣、早起きについて語る-『頭が冴える!毎日が充実する!すごい早起き』
みなさんこんにちは!
今回は「効率よく勉強する」ための習慣である早起きについて、『頭が冴える!毎日が充実する!すごい早起き』を基に、独自の観点で語っていきたいと考えています。僕たちは常に何かを学び続けなければならないため、それを効率化するというのはある意味永遠のテーマですよね。
ところで皆さん、コロナ禍とはピンチではありません。むしろチャンスです。というのも、外出できずに家での時間がたっぷりあるこの時期こそ、定着させるのが難しい習慣をしっかり定着させ、遊べない分たくさん勉強するのに最も最適なタイミングなのです。
というわけで、いってみよう!
1. なぜ早起きなのか
具体的な勉強方法に入る前に、そもそも勉強する上で最大の障壁って何だと思いますか??僕個人的には「やる気」だと思うんですよね。そしてそれはよく「モチベ」だと思われがちですが、「やらなきゃ」なんてことは百も承知なことが多いです。むしろ肝心なのは、「ベストなコンディションで自然と努力できるメンタリティ」のことなんですよね。早起きはそのための最良のソリューションです。かく言う僕はこの早起きの習慣をここ数週間で取り入れることで得られた効用として、かつてないほど集中できる数時間を手に入れられたという実感があります。グータラまどろむ時間が早寝によって減少し、むしろ生産的な時間が手に入っている。これは言うなれば「人生の持ち時間が1割増し」したような感覚を味わっています。これを1年も続けたら、500時間以上の差を生んでいることになると考えると恐ろしくもあります。
2 早起きの具体的な効果
では、早起きすることによる具体的な効果とは何でしょうか?
それについて順に語っていきます。
2.1 勉強に最適なコンディションを手に入れることができる
朝はいわば「脳のゴールデンタイム」であり、頭がフル回転するので難しいことや創造的なことを考えるのに非常に適しています。そして、ちゃんと起きた直後のスッキリした心もちで作業も大変捗るというわけです。小手先の勉強法を突き詰めたところで、頭や気持ちがついてこなければ意味がありません。早起きすれば、勉強に対してコンディションがノリノリになるというわけです。
2.2 やればできるという「自信」を手に入れられる
意外にもこの効果は大きいです。実際「早起きしよう、それによって勉強を効率化しよう」といって思い立ち、それを見事成し遂げるとすさまじい自信が非常に簡単に手に入ります。当書には「行動によって得た成果が自分の期待していたものとマッチしていると、人は自分に自信を持てるようになる。」という言葉があり、まさにその通りです。自分をコントロールできているという実感は自信につながるし、加えて「流される人生」から「自分の生活を形作る人生」に変えることができ、生き生きとした気持ちになります。これによって「努力できるメンタリティ」が形成されガンガン勉強できるようになります。(なんか某筋トレ教祖テストステロンさんみたいなこと言ってますね...笑)
2.3 寝る時間が明確になり、生活リズムを整えることができる
これについては言うまでもありません。生活リズムが乱れると人はだらだらとしてしまうものです。変な時間に眠くなってやる気を失ったり、きっと皆さんも経験があるかと思います。
3 どうやって早起きするか
ここまで見てきて正直、「早起きいいじゃん!でも、まあそんなのわかってるけど、一番の問題は実際に早起きなんてできないってことなんだよ。二度寝してぇ。体がついてこない。」なんて皆さんの声が聞こえてきそうです。かく言う僕もずっとそう思っていました。ただ、いくつかのことを意識して気負い過ぎずいればいずれ実践できるようになります。それでは、見ていきましょう。
3.1 楽観的に早起きを「しなきゃ」から「したい」に捉える。
人間なんとなく「やらされている」とか「やらなきゃ」なんて思っているとなかなかできないものです。むしろ、「早起きしたい!」と希望をもって自分を縛りすぎず少しずつ目指していけばおのずと実現しているものです。そのために実際に早起きしてしたい楽しみを見出し、想像することが大切です。「毎朝2時間勉強して英語ペラペラになるぞ」とか「この問題集をやりきってやるぞ」なんて具合に。
3.2 睡眠の質を高める
この話をするために、僕の最近のルーティンを例にあげましょう
19:30~20:00 夕食
20:30~21:30 入浴
22:30~23:00 就寝
5:40~6:10 起床
まずポイントの一つ目は、食後すぐにたっぷり時間をかけて入浴し、そして入浴後の90分以内に就寝するということです。まず、食後はとにかく眠くなりますよね。しかし、この時間に寝てはいけません。なぜなら、消化活動中に寝ると睡眠の質が著しく低下します。かといって、この眠い時間に下手に勉強するのは愚策です。そこで、入浴します。これは当書ではなく、『スタンフォード式 最高の睡眠』からですが、体の芯を入浴で温め切った後完全に冷え切るまでの「黄金の90分」こそ最高に睡眠の質が高まる、そしてもっともすんなり眠りにつける時間といわれています。
二点目として、就寝時間と起床時間を大体固定し、約7時間の睡眠を確保していることです。とにかく就寝・起床時間を一定に保たないと途端に寝つきが悪くなったりします。また、早起きするからと言って睡眠時間を充分に取れないと朝はバチクソ眠いです。とはいえ睡眠の質がいいので、本来8時間ぐらいだらだら寝てしまう僕ですら7時間で満足できるのです。この時間は人によって異なるので各自のスタイルで調整してみてください。
4 おわりに
いかがだったでしょうか?冒頭にも述べた通り、僕は早起きで人生が変わったといっても過言ではありませんし、皆さんにも必ずできます。そして今は早起きだけにとどまらず新しい習慣を定着させたり、たくさん勉強するチャンスです。是非皆でこの機会を有効に活用していきましょう。
20代は必見!!『20代のうちにしてきたい17のこと』について
1.導入
みなさん、こんにちは!!
前回から少し日をまたぎましたが、今回取り上げる本は『20代のうちにしておきたい17のこと』になります。この本は20代の方はもちろん、20代を見据えた10代後半の方から、はたまた20代は過ぎてしまったという方にも役立つ、もはや「人生において普遍的に重要なこと」が書いてあります。人生をより良くしたいと思う人は是非覗いていってください!
2.要約
当書は、敏腕経営者の筆者自身の考えやその周りの「経済的にも社会的にも成功していて、いま幸せな人たち」に聞いて回った、「20代のうちにやっておいたらよかった」17の事柄がまとまったものになっています。ここでは、そのすべてについて個人的に印象に残ったメモと共にご紹介したいと思います。(さらなる詳細は手にとってみてください。)
3.詳細
1.人生最大の失敗をする
2.大好きなことを見つける
3.一流のものに触れる
4.人生を100パーセント楽しむ
5.死ぬほどの恋をする
6.一生つき合える親友を見つける
7.両親と和解する
8.自分のルーツを知る
9.才能の形を知る
10.専門分野を持つ
11.メンターを探す
12.人生が変わる本と出会う
13.質問力を鍛える
14.お金と時間の管理を学ぶ
15.没頭できる趣味を持つ
16.異文化に触れる旅に出る
17.運について学ぶ
4.感想(自分語り)
2年前、家の本棚でたまたま見つけた『10代でしておきたい17のこと』。その中身を見て「この中の半分もできてねぇ。こんなんで大人になっちまった...」などと絶望したのがいい思い出です。そんなこんなでふと、その20代バージョンがあることを知り、読んでみたというのがこの本との出会いですね。
最近、人生の目的は幸せになることであるとしたうえで、「幸せになるにはどんな心構えや行動が必要なのだろう。それをいい感じに言語化して見えるところに置いておきたいなぁ」なんて考えていたところ、まさにこの本がその要望をきれいに満たしてくれました。17個の項目を見るだけでも、「間違いねぇ」と思うものから、「確かにこれはそうだな!あまり気にしたことがなかった」というものまで様々学びになりました。この中で印象に残ったものを今の心境も込みで取り上げます。完全な自分語りになりますが、皆さんはご自身の立場で一緒に考えてもらえればと思います。
まず、「人」に関するもの。「5.死ぬほどの恋をする」「6.一生付き合える親友を見つける」「11.メンターを探す」ですね。5番はまさに今真剣に結婚したいと思える人に出会えている気がします。6番はそういう相手であろう人はいるが、何でも話せるといった相手ではまだまだない気がする。今後そこまで仲を深めるか、新しい出会いにもまだまだ期待したいですね。11番のメンターは社内でぜひ見つけたいですね。加えて、社外からも客観的なアドバイスをもらえるようなそんな人も出会いたい。もっと年上の大人に素直に頼れる人間になっておけばなぁなんて後悔もあったりします。素直に打ち明けたり頼ることで、真に自分の人生の糧になるような人間関係を築けるのかなぁなんて思いながら...
他に、「自分」に関するもの。「1.人生最大の失敗をする」「2.大好きなことを見つける」「4.人生を100パーセント楽しむ」「9.才能の形を知る」「10.専門分野を持つ」。1番と2番と4番は通ずるところがあると思っていて、結局自分が打ち込むときはとことん全力投球できるかということに尽きるかなと。ついつい保身に走ったり、引いたところに下がって物分かりの良い振りをしてしまうため、20代はもっと突き抜けたいなぁなんて改めて思いますね。9番と10番は仕事をしながら見つけていきたいですね。
以上、10代のものと違って今回はまだまだ5年以上の猶予があり、このうちほぼすべてを「達成したぞ!」なんて言えるようになって30代を迎えたいなぁなんて思いつつ、今回は終わりにします。
コンサル以外の業種でも普遍的なこと!? -コンサル一年目が学ぶこと
1.導入
みなさんこんにちは!!
さて今回は、『コンサル一年目が学ぶこと』という書籍についてご紹介したいと思います。「俺、私コンサル業界に属していないし目指してもいないし関係ないや...」と思ったそこのあなた、ちょっと待った!!!
この本はブログタイトルにもあるようにコンサル以外の業種でも "普遍的" とされる全社会人が身に着けるべき重要スキルがまとまった一冊となっています。ビジネスの世界で結果を出し続けるスーパーエリート達が皆口をそろえて大事だと言った仕事の基本とは一体...!!
それでは、見ていきましょう。
2.要約
当書は、各界で活躍する元コンサルタントの方およびご自身の経験から、15年以上たっても記憶に残っていること、役に立っている普遍的な事柄がまとめられたものとなっています。構成として、30個の重要スキルを「話す技術」、「思考術」、「デスクワーク術」、そして「ビジネスマインド」の4つの章に分けて紹介しています。ここでは、数あるテクニックのうち特に印象に残った部分を、短くまとめて取り上げて紹介していきます。
3.詳細
3.1 話す技術編
結論から話す。そして、端的かつ簡潔に話す。
話し方のフレームワークはPREPを意識する。これはPoint(結論), Reason(理由), Example(例), Point(結論)の略称。特に上司に詰められたり報告する際には、つい取り繕うように冗長に話してしまいがち。しかし、少し考えてでもいいから、聞き手が得たいことを説得力をもって伝えることが重要。
相手の期待値を把握し、超える
ビジネスをする上で最も大事なことは、常に評価と信頼を得られて次にも仕事がくるようにすること。そのうえで重要なことは、相手の期待を常に超え続けることである。そのために、相手の期待を把握し頼まれたこと、相手が望んでいることにフォーカスする。
ファクトと論理で語る
いくら文化や組織が違っても、数字と論理は普遍である。感覚的に把握している問題を事実に落とし込むことが重要。外国人相手でも流暢に喋ることよりも、本質である数字と論理で仕事はできる。
3.2 思考術編
アプローチ、考え方、段取りを最初に考える
作業を始まる前に手順を考えることが重要である。
- 論点を整理・分解する
- 各論点について数値分析する
- 項目の重みづけをする
- アクションに落とし込む
事実、解釈、アクションを区別する
これは「雲、雨、傘」論法とも呼ばれるもので、「黒っぽい雲が出てきたので(事実)、雨が降り出しそうだから(雨)、傘を持って行ったほうがいい(アクション)」というもの。提案をするときはこれを意識するべきである。
仮説思考を重視するー はじめに仮説有りき
ビジネスは複雑で本質を捉えることは非常に難しい。今予測できる範囲でストーリーラインを描き、それをリサーチで検証するという一連の仮説検証を繰り返すことで、データから結論を出す。
3.3 デスクワーク術編
新人は議事録づくりをマスターすべし
〇議事録の目的
- 決定事項・確認事項を関係者に確認し決定するため
- 後日の証拠に残すためのもの
- 日時、場所、参加者、論点
- 決まったこと
- 決まらなかったこと
- 確認が必要なこと
- 次回に向けてのTODO(誰がいつまでに)
資料作成はスピード命
- ショートカットキーをとにかくマスターして最大限の効率を追求すべし。
- ワンスライドワンメッセージで一枚に詰め込まない。その方が再利用もしやすい。根拠と主張はセットでスライドに
- 資料は最終アウトプットの型を作り、そこから逆算して考える。
コンサル流検索式読書術
- 読書の目的を絞り明確化
- 目次ベースで該当重要箇所を読む
- 多くの文献を広く浅くあたる
3.4 ビジネスマインド編
バリューを出す
プロフェッショナルとして、給与に見合った自分の付加価値をつけることを意識して仕事すべし。相手の期待に応えるのが仕事。
スピードと質を両立する
早いうちにたたき台を出してPDCAサイクルを高速で回す。
会議で発言しない人の価値はゼロ
会議はセレモニーではなくチームワーク上の仕事。新人でも自分の時間単価に見合った仕事をすべし。
フォロワーシップを身につける
4.感想(自分語り)
まずは、ここまで読んでくださった方がいたらありがとうございます。もう少しだけお付き合いいただけると幸いでございます...笑
さて、今回初めに取り上げさせていただいた経緯を話します。この本は、僕が大学時代インターンをしていた時の上司が愛用していたもので、他の3年以上のキャリアがある方にも全員「仕事の基本が詰まっている」として読ませているものでした。学生にはゴリ押ししてこなかったのですが、新社会人になることがきっかけで薦められ、読んでみた次第です。
読んでみた感想ですが、、、
"これ上司がいつも言ってたやつだ~~!!"
と、進研ゼミばりのリアクションを自粛中に自室で盛大にかましてしまいました。
いわゆる有給インターンだったので初めはバイト感覚でやっていたのですが、「君の仕事はシフトのコマを埋めることではないよね?給料は仕事の対価として発生するものだ。自分がそこにいるという意味、君にしかできない付加価値を、バリューを発揮せよ!!」みたいな感じで、「わお。意識高いな!!」と当初は思いましたが、まあ今思えば、当然のことを言っていますよね。「今日のバリュー」なんて欄もあって、他に働いている人が発揮した良いところを発見・共有して組織を活性化させようなんてこともしていました。
また、打ち合わせではよく「だらだら話しすぎ。結論から先に、簡潔に」なんて他の人がよく詰められているのを見かけました(そして僕も笑)。
他に印象に残ったポイントとして、全体的にスピード感を意識することの重要性が説かれていますね。僕の属していた研究室ではデザインやアニメーション、一枚絵の完成度にやたらこだわる文化や思考が根付いていたので新鮮でした。自分の性分でもクオリティよりもガンガン早く進めたいのですが、それは「質を犠牲にすることではなくむしろ担保するためにサイクルを素早く回すのだ」というパラダイムシフトを起こさせてくれました。
また、仮説思考とはいつだったか「しゅんダイアリー」で石井てる美さんが言っていたのを覚えていますが、改めてその思考法の重要性を感じました。正解のないビジネスの世界だからこそ、その本質に近づくという目的において最も効果的なものなのだと思います。
以上、僕がこの本を読んで思ったことをつらつらと並べました。現在新人研修を受けていますが、さらに一流になるために「差をつけるための基本」として目から鱗で吸収して実践していきたいです。いわゆる「じゃぱにーずとらでぃしょなるかんぱにー」な側面を持っているので、「何を生意気な!」なんておじさんに言われても、ふてくされず「ちゃんと成果を出してチャンスをもらえる社会人になるぞ!」と意識を高めるのでした。
ブログを再開します!
こんにちは。
この度、2年ほど中止していたブログ投稿を再開しようと思います。
1.自己紹介
名古屋で生まれ育ち、名古屋の大学を卒業。今年から満を持して関東進出し、某大手SIerに入社した者です。
大学時代にも少しだけブログを投稿しておりました。(主にアニメについて)
現在はアニメとは適切な距離を保ちつつ、幅を広げるために読書や英語学習等様々なことに取り組んでいます。
2.再開しようと思った経緯
以前からまとまった文章を書いてアウトプットする機会が不足していると感じていたものの、何かと用事があると言い訳をして更新できていませんでした。しかし、昨今のCOVID-19の蔓延につき非常に暇になったため、この現状をむしろチャンスととらえて学習やアウトプットを強化しようと考え、ブログをそのための手段として役立てようと思い立ったという経緯です。
3.今後の方針
まずは、読書の要約などの記事を投稿していこうと考えています。
記事の構成としては、以下のものにしようかと思います。
【1】導入
【2】要旨
【3】詳細
【4】自分語りおよび独自の解釈
これまでの記事の特徴としては、構成が曖昧で、一人語りがやや多く、読み手の需要やわかりやすさにあまり配慮できていないということがありました。とはいえ、自分語りを入れなければ投稿のモチベーションを保てないのも事実です。そのため、自分なりのオリジナリティを加えることも意識して、当分はこの構成に従って書いていこうと思います。
みなさん今後はゆるく投稿していこうと思うので、よろしくお願いいたします。
独断と偏見で今期のアニメを振り返る
皆さんこんにちは。
今期放送分のアニメが続々と終了しています。アニメが次々と最終回を迎えていくこの時期は何とも言えない寂しさに包まれます。第五回となる今回は今期のアニメを振り返っていきます。といっても、僕は今期すべてのアニメをすべて見ている訳ではありません。伝説のアニメカードキャプターさくらや比較的面白いと話題のダーリン・イン・ザ・フランキス、作画崩壊・放送中止で話題のメルヘン・メドヘンなどの話題作を残念ながら見ておりませんので、あくまで独断と偏見によるチョイスと重みづけで語ろうと思います。視聴したことがないよって方にも配慮した内容になっていますのでゆっくり見ていっていただければと思います。
作品一覧
ポプテピピック
言わずと知れたクソアニメ。AパートとBパートで声優を変えてほとんど同じ内容を放送するという斬新なスタイルと、やりたい放題のネタで話題を呼んだ大ヒットアニメですね。同じ内容でも演じる声優によってこうも印象が変わるのかと感心しました。個人的にはAC部の高速紙芝居が既存の枠にとらわれない斬新なネタで無茶苦茶好きです。あと、星色ガールドロップは第一話の開幕で圧倒的な存在感を放った上に毎回の次回予告もジャックしていたので、最終回でもう少し噛んできて欲しかったなぁというのが個人的感想ですね。スピンオフとしてアニメ化しないかなぁと期待しています。この作品については言及すべき点が多すぎてキリがありません。とにかくたくさんのキャッチ―なネタがあり、オタクが群れればポプテピピックのネタで遊んでいます笑。詳しくはほかの方の記事など色々漁ってみて下さい。とにかく色々な意味でエピックメイキングなコンテンツでした。ありがとうキングレコード。
宇宙よりも遠い場所
話題をかっさらっていったのはポプテピピックですけどね、僕個人的には今期の覇権はこれなんですよ。一部では「神回しか作れないアニメ」などと評されていますけど、これは本当にその通りですね。一般的なアニメなら少なくとも2~3話とか、あるいは最終回直前までずっとお膳立てしてやっとこさ渾身のシーンとして魅せるものを、このアニメは毎回やるんですよ。それくらい、毎回心動かされましたね。
この作品は、ごくごく簡単に言うと高校生4人組が南極を目指すという青春ストーリーです。学生ならただ平凡に流れる日常に埋没している現状を打開して、もっと輝きたいし何かをしたいという願望が多かれ少なかれあると思うんです。そういう風に「輝きたい」「どんな逆境があっても誰にもできなかったことをやり遂げたい」という思いを「南極に行く」という形で仲間と一緒に叶えていくというストーリーです。最近のアニメにこのパターンは非常に多いですよね。それだけ今の世代の若者が何かをしようとして、それでもくすぶったまま何もできないという淀みの中にいるって事でしょうね(話の作りやすさもある)。実際若者を取り巻く同調圧力だとか「常識」を振りかざす大人などの要因も相まってそういう思いを皆が共有できてしまうというところでしょうか。とにかくそういう停滞した状態を爽快にぶち壊していくんですよ。そこはちゃんとご都合主義抜きに、色々なしがらみもありながらも芯の強さと強い意志で一つ一つ乗り越えていくんです。結構リアルな感じに嫉妬深いキャラがいたり、都合のいい時にだけ便乗するキャラとかいるんですよ。「ああ~いるねぇ~。ともすれば自分もそんな浅はかな行動をしてしまうかもなぁ~。」と思いつつ。アニメってやっぱり力みすぎるとすぐに現実離れな状況や展開になっちゃって感情移入できない場合がままあるんですけど、この作品はその辺違いますね。
多分デジャブを感じると思うんですけど、脚本とシリーズ構成がラブライブサンシャインなんかでおなじみの花田十輝さんです。主にサンシャインは賛否両論ありますけど、こちらは響けユーフォニアム同様に素晴らしい出来になっていますので、視聴に二の足を踏んでしまうのは非常にもったいないです。
あと、この作品の魅力としてEDや挿入歌の入りが非常に秀逸でエモい。これは実際に見てもらわないと分からないですけど。
ということで「宇宙よりも遠い場所」素晴らしい作品でした。ありがとう。
アイドルタイムプリパラ
今期はアイドルタイムプリパラの第四クール目です。一年間放送されてきたアイドルタイムのクライマックスであり、四年間人々の心を魅了して止まなかったプリパラの集大成でもあります。そして実際それに相応しい内容だったといえるでしょう。プリパラのクライマックスは毎回見どころ満載で、毎週プリパラが楽しみで楽しみで仕方ありませんでした。プリパラについてはこちらの過去記事をご覧ください。
この記事でも書いたと思うんですけど、僕はせいぜいここ数か月でプリパラ沼に落ちたにわかなんですが、それでもプリパラは本当に長い間放送していただけに終わってしまうのが凄く悲しいです。アイドルタイムプリパラOPテーマMemorialの歌詞に僕の心境が綴ってあります。
これからも
どんな未来が来ても
想い出は胸の中
キラキラきらめいているよ
いつまでも
ずっとプリパラドリーム
短い間しか応援できませんでしたがプリパラへの愛は並大抵のものではありません。ありがとうプリパラ。そして4月から始まる新しいプリティーシリーズ「キラッとプリ☆チャン」こんにちは。テーマは動画配信とのことで、やはり時代の流れを反映していますね。今後が楽しみです。
以下アイドルタイムプリパラの個人的見所を語るパート
ゆるキャンΔ
まんがタイムきららフォワード連載中の漫画原作の、いわゆる日常系きらら枠。特徴的なのが、冬にするキャンプ「冬キャン」が作品の題材であるという点です。キャンプって普通夏にするもので、炎天下の中ワイワイガヤガヤ汗水たらしながらもみんなで楽しむって感じのイメージあるじゃないですか。でもこの作品における冬キャンだと澄んだ空気の中不思議と落ち着いた雰囲気もありつつ、あくまでまったり時間の流れる日常の延長にキャンプがあって、綺麗な景色と美味しいご飯をゆったり楽しむ雰囲気がいいんです。毎回癒されてますよ、うんうん。
あと、ゆるキャンの魔力はオタクをアウトドアに駆り立てます。僕もゆるキャン見てすごくキャンプがしたくなりました。冬は路面が凍結して入場できなかった高ぼっち高原にどっかのタイミングでいきたいですねぇ。
スロウスタート
日常系きらら枠その2。こちらも設定が斬新で、なんと主人公は「高校受験浪人」をしているんです!故に「スロウスタート」ですね。浪人しているという事実を周りの子には隠しているので、基本的には普通の日常系です。ただ、その事実を伝えないままでは本当の友達といえるのか、頑張って打ち明けるべきなのではないか。と主人公は葛藤します。結構共感するところもあって。僕は幸いにもないんですけど、浪人経験がある人は多分結構見ごたえがあると思います。あと、同級生のエイコというキャラが高校一年生には到底思えないほど大人びているんですけどあれはちょいちょい響きますね。「その年でその精神年齢か!俺って中身が子供のまま大人になってしまったのか」って。まあ、要するに基本的に癒し系なんですけど、それにとどまらない奥行きの深さもちょくちょくあるよってことですね。
サンリオ男子
女性向けですが非常に面白いアニメなので結構ハマってしまいました。これは天下のサンリオさんが作ったアニメで、2次元に偏見のない今どきの女性をターゲットに、イケメンのサンリオ男子たちを好きになることで、さらにサンリオのキャラクターを好きになってもらいたいという意図が開発のきっかけだったそうです(wikiより引用)。このアイデアは非常に鋭いですよね。確かにこれはサンリオキャラクターの人気を間違いなく加速させるだろうなと思います。イケメン男子たちが「キティさんは俺の守り神だ」とかいっていたり、ピューロランドでサンリオグッツを物色したりとなかなかシュールな光景もみられるんですよ。で、このアニメ企画としての面白さだけでなくストーリーも非常にグットです。内容は周りの目を気にせずにサンリオキャラクターをはじめ、大好きなものは大好きだって言うんだーって感じのテーマと、宇宙よりも遠い場所同様「キラキラ」になりたいってサンリオの劇をするために奮闘するって感じのテーマでやってます。ちゃんとシリアスな部分はキャラクター達が感情をぶつけ合ったりガチでメンタルがやられたりいざこざがあったりする感じがやはり宇宙よりも遠い場所同様大好きです。
三ツ星カラーズ
さて、この三ツ星カラーズですが上野を舞台に女子小学生3人が「カラーズ」として上野の平和を守るため奮闘するドタバタ日常コメディです。純粋にただのクソガキがあつまって悪さする健全な可愛さがあります。名古屋在住ですけど上野は結構好きなので個人的に「あぁ、ここ行ったなぁ~」とかなって楽しいです。三ツ星カラーズはとにかくOP,EDがいいですね。特にOPのビビットで美麗なグラフィックとか動きとかがむちゃくちゃ好きですね。
ラーメン大好き小泉さん
いわゆるグルメ系メシテロアニメ。食戟のソーマとか幸福グラフィティみたいに食物を口に入れるとなぜか絶頂するやつです。まあその姿を楽しむのも一興でしょうがこちらは実際のラーメンのお店が登場したりラーメンの豆知識がふんだんに披露されたりと、ラーメン好きなら見て損はない、いや絶対に見るべきだと言えます。僕もラーメン愛好家としてもっとラーメンについて勉強しないとなといい刺激になりました。
以上ですかね。りゅうおうのお仕事とかダメプリとかたくのみとか25歳の女子高生とかも見ていましたが、今回は割愛させていただきます。今期は総合していいアニメが多かったです。いわゆる「豊作」ってやつですね。来期はあまり期待できないなぁ...というのが正直なところ。なんだかんだこれだけたくさんのアニメを見られるのも今期で最後だろうという気がします...だからこそこうして形として残しました。本当はもっと早くから始めておくべきだったという後悔はありますねぇ...
ということで長々と書いてしまいましたが、こんなところで以上です。
それでは~
声優ラジオについて書く-水瀬いのり MELODY FLAG-
皆さんお久しぶりです。
一か月ぶりの投稿になるかと思います。3月は旅行に行ったり、twitterボットを作ってみたり、新しいバイトを探したり、pythonやらあれこれ勉強したりと何かと迷走していました。
第4回となる今回は僕が日ごろ聞いているおすすめの声優ラジオについて書きたいと思います。
といっても、「声優」にあまりピンと来ない方もいるかと思います。今や声優は単に作品に声をあてるだけでなく、ニコニコ生放送やイベントで作品の宣伝をしたり、作品の主題歌を歌ったり踊ったりと、マルチに活動するタレントのような存在です。平野綾や金田朋子などが以前から地上波の番組などにも出演していますが、最近ではそれに留まらず様々な声優がテレビにも出演するようになりました。ラブライブのμ'sが紅白歌合戦に出場したり、どうぶつビスケッツ×PPPがMステでけものフレンズの主題歌を披露したりといったものが記憶に新しいのではないかと思います。声優自体がもはやアニメに付随するものではなく、声優そのものを前面に売り出すといったことが今や当たり前になっています。声優ラジオもその一環としての役割を担っています。
さて、それでは早速おすすめの声優ラジオについて書いていこうと思います。尚、番組の放送局と時間帯につきましてはリンクをご参照ください。
水瀬いのり MELODY FLAG
僕が最も推している声優、水瀬いのりさんのラジオです。最近では第4回アニラジアワードにおいて、「BEST COMFORT RADIO 癒しラジオ賞」を受賞しました。水瀬いのり MELODY FLAG(以下メロフラ)は、その称号に相応しい究極の癒しラジオで、水瀬さんのまったりとしたトークが日々疲れ切った心に活力を与えてくれます。また、水瀬さんはアーティストとしてもデビューしており、「MELODY FLAG」というタイトル通り水瀬さんの楽曲が楽しめるのが魅力です。コーナーなどは水瀬さんの楽曲にちなんだものになっております。例えば徒然チルドレンのOPテーマになった「アイマイモコ」という楽曲にちなんだ「アイマイモコトバ」というコーナーがあり、ここでは「あるあるなんだけどまだ名前もついていない現象に名前を付ける」といった具合です。声優ラジオについて知っている方なら分かると思うのですが、番組の構成作家はあの「ちょろい」や「としたい」のちゃんこさんなので、その面白さは保証されているといっても間違いないといえるでしょう。是非一度聞いてみて下さい!
以下、楽曲紹介になります。
「夢のつぼみ」は水瀬さんが20歳の誕生日を迎える同年にアーティストデビューした際のデビューシングルです。若くして声優やアーティストを志し、困難な道でも諦めず自分の信じて進み、ようやくそれが結実したのです。
行こう まだまだまだ たどり着けるって保証もない
だけど まだまだまだ あきらめないんだ ともに行こう もっと
小さなワクワク集まって希望に変わるよ
大きな夢のつぼみ抱え 走り抜けよう
ちょうどこの楽曲がリリースされた時僕は受験生だったんですよ。まあ色々思い悩む時期じゃないですか。だからね、この曲聞いた時本当に涙出てきたんですよ。僕も頑張らなきゃなって。
こちらは水瀬さんの1st Albumの視聴動画です。楽曲が素晴らしいんですよねぇ~。歌唱力もピカイチです。水瀬さんの楽曲はポプテピピックで話題のキングレコードさんから出てるんですよ。水樹奈々さんとかの曲が好きな人なら絶対グッとくると思うんですよ。水瀬さん自身も奈々さんに憧れてますから、随所に「奈々み(水樹奈々っぽさ)」を感じられるはずです。
また、このアルバムのタイトル「innocent flower」はデビューシングル「夢のつぼみ」から一年、初のアルバムを出せるという事で、まさにつぼみが花開いたというストーリー仕立てになっているんですよ。歌詞の中にも「夢のつぼみ」というフレーズが登場しちゃったりして。
Starry WishはアニメViVid Strike!のEDテーマで、まあ力の入りようが凄まじい文句なしの神曲です。ラジオの主題歌である「melody flag」はシングル「Starry Wish」のカップリング曲として収録されています。こちらも良いですよ。
............
ついつい熱くなってあれこれ書きすぎてしまいました。水瀬いのり MELODY FLAGや水瀬いのりさんのことを少しでも知ってくだされば幸いです。
それではっ👋
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名古屋の由来とは?~知っていそうで知らない名古屋の豆知識~
第三回となる今回は、名古屋の豆知識をご紹介したいと思います。
生まれてこの方ずっと名古屋に住んではいるものの、名古屋については知っているようであまり知らないという事を日々痛感していました。また、大学生になって名古屋周辺の城や史跡、博物館を訪れる機会が増えたものの、その歴史に疎くイマイチ楽しむことができていないなと感じていました。皆さんもそのように感じることがありませんか?そこで、このような現状を打開するため先日『地図と地形で楽しむ 名古屋歴史散歩』という本を購入しました。この本が思いのほか読みやすく、また大変興味深かったので是非皆さんにもその内容を共有したく思いこの記事を書きました。この記事で語られる名古屋の豆知識のソースはすべてこの本になりますのでよろしくお願いします。
豆知識その①:名古屋の由来
名古屋に住んでいながら、知ってそうで知らないこと。それは名古屋という名前の由来です。落ち着いて考えてみれば、なんで名古屋って「名古屋」なんでしょうか?これには諸説あり、確実なことは言えないのですが、大きく分けて3つの説があると言えます。
・もともとはネゴヤ(「根」「小屋」)であるという説(小屋には材木がとれる場所という意味があり、焼き物の産地であることからこのことが考えられる)
・豊臣秀吉が朝鮮出兵のために佐賀県に作った名護屋城に由来するという説(地形などが似ており、名護屋城は「名古屋」と書かれることもある)
・平安時代の荘園「那古野荘」に由来するという説
ちなみに安土桃山から江戸時代にかけては「名古屋」と「名護屋」を使うようになり、明治時代になって尾張藩は「名古屋藩」と改称されて「名古屋」が定着しました。なお、明治時代に東海道線の名古屋駅が開設された当時は「名護屋駅」だったそうです。
豆知識その②:鶴舞の読み方
名古屋工業大学や名古屋大学医学部の近くにあるあの鶴舞公園ですが、実はその読み方は「つるま公園」です。また、鶴舞中央図書館も「つるま中央図書館」なのです。実は「鶴舞」というのは当て字で、もともとの地名は「水流間(つるま)」でした。しかし一方で、名鉄や名古屋市営地下鉄の駅および路線はそれぞれ、「つるまい駅」・「つるまい線」です。まあ実際普通に読んだら「つるまい」だよねってことだと思いますけど。ややこしいですね。
豆知識その③:愛知県の由来
愛知という名称は「あゆち潟」に由来するそうです。あゆち潟は名古屋市東南部にあった天白川の河口の湾です。明治期の廃藩置県で尾張藩は名古屋県になったのですが、翌年愛知県と改称されました。
世界のトヨタ自動車は豊田市にあります。実はこのトヨタ、豊田市にあるからトヨタなのではなく、トヨタがあるから現在の豊田市に市名が変更されたのです。トヨタグループの創業者である豊田佐吉は静岡出身で、自動織機を開発したのは名古屋市内でした。佐吉の息子の喜一郎は軍部の依頼を受けて国産トラックの製造に着手。そうして、たまたま豊田市の旧名である挙母市でトヨタ自動車工業株式会社を設立しました。トヨタ自動車の発展と共に人口が増え、工業都市を目指すとして豊田市に改名されたのです。
豆知識その⑤:内陸部に海にまつわる地名がある理由
実は名古屋には現在の海岸線からはだいぶ離れているのに、海に関係する地名が点在します。この理由は、さきほど話に出た「あゆち潟」の旧海岸線が天白区や南区、緑区にあり、それ以南の港区などはすべて埋立地だったことに由来します。熱田なども埋め立てが進む前は港として栄えていました。
たとえば、八事のそばにある塩釜口。これは天白川を通じて海に通じていた名残です。また、緑区の鳴海やほら貝、南区の貝塚や浜中、荒浜などもこれで説明がつきますね。
いかがだったでしょうか?何か一つでも新しい発見があれば幸いです。以上は皆さんに手軽に興味をもっていただくために地名の由来に関するものが中心でしたが、『地図と地形で楽しむ 名古屋歴史散歩』では他にも名古屋を取り巻く歴史や地理などのアプローチから実に様々な検討がなされています。今後は戦国時代の合戦を中心に名古屋の歴史をさらに深く勉強してみたいですね。僕は高校時代世界史を選択していたので日本の歴史には若干疎いのでこの春休みの内に色々勉強しようと思っています。
それでは、ほいじゃーねー。
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