殻の中は空じゃないやい

ブログ初心者で方向性は未定ですが、よかったら覗いていってください。

20代は必見!!『20代のうちにしてきたい17のこと』について

1.導入

みなさん、こんにちは!!

前回から少し日をまたぎましたが、今回取り上げる本は『20代のうちにしておきたい17のこと』になります。この本は20代の方はもちろん、20代を見据えた10代後半の方から、はたまた20代は過ぎてしまったという方にも役立つ、もはや「人生において普遍的に重要なこと」が書いてあります。人生をより良くしたいと思う人は是非覗いていってください!

 

2.要約

当書は、敏腕経営者の筆者自身の考えやその周りの「経済的にも社会的にも成功していて、いま幸せな人たち」に聞いて回った、「20代のうちにやっておいたらよかった」17の事柄がまとまったものになっています。ここでは、そのすべてについて個人的に印象に残ったメモと共にご紹介したいと思います。(さらなる詳細は手にとってみてください。)

 

3.詳細

1.人生最大の失敗をする

目を見張るような活躍のためには、目を覆うような失敗を恐れないことが大切。
感度を高めて現状や社会に対してピリピリする。とにかく変わった体験に飛び込む。
ワクワクすることをやって、輝こう。
 

2.大好きなことを見つける

好きなことをみつけるなら、早いほうが人生を楽しめる。
こだわりや、強い情熱を大事にしよう。そのために、自分の子ども時代を振り返って、大好きなことを探そう。
 

3.一流のものに触れる

人は自分が触れたものになる。
自分が憧れる世界を見ておこう。そして、20代に誰と出会うかで人生は決まる。
 

4.人生を100パーセント楽しむ

どんなときも「こいつは絶対に手を抜かないな」と見れば、抜擢したくなるもの。
常に誰かに見られていると思って行動する。
チャンスを掴むためには、すぐに飛び出せるよう準備をしておく。
プラスアルファの感謝されることをして、また頼もうと思ってもらう。
 

5.死ぬほどの恋をする

本気で愛せる人を見つけましょう。情熱を感じる回路を弱めない。パートナーのイメージを持ち、特にゼロから築いていける人を選ぶと人生は楽しくなる。年を重ねるほど、恋愛の磁石は弱くなっていく。
 

6.一生つき合える親友を見つける

親友は簡単には手に入らない。今持っているものを全て投げ出してもいいから、その人のところに駆けつけられるし、その人を助けるんだということができる人を見つける。基本的にはギブアンドテイクの関係で、自分を高めてくれる「ライバル」を持つ。
 

7.両親と和解する

人生で真の意味で安心感をもって幸福に生きるためには、両親と和解し確固たるルーツを持つほうがよい。両親はいつでも元気でいてくれるわけでないからこそ、勇気を持つ努力をしよう。
 

8.自分のルーツを知る

生まれ育ちにはどうしても知らず知らずに影響を受けているもの。何故自分が生まれてきたのか、その目的を明確にすることで自分のビジョンに自信が持てるようになる。
 

9.才能の形を知る

 
自分の中にどんな才能があるのか、それを発見するために自分の「好き嫌い」や「向き不向き」に本気で向き合ってみよう。
 

10.専門分野を持つ

一流を目指した人は、別の分野でも成功する。世の中のお金の流れを知る。お金持ちになれるのはどういう人間かということを考えておく。
 

11.メンターを探す

いろいろな人を見ておく。幸せそうな人に、お茶からでも話を聞いて適切な距離を保ちつつメンターになってもらう。メンターの質が人生を決める
 

12.人生が変わる本と出会う

20代の読書のしかたで、今後の人生が決まる。自分のものの見方、感じ方、人生観というものは読書がきっかけだったりする。まだまだ自由な時間はたくさんある。本を読もう。
 

13.質問力を鍛える

自分に対してよく自問しよう。もう駄目だと思わず、常になぜを考える。
普段からする質問が人生を作る。人を、自分を幸せにする質問をしよう。
 

14.お金と時間の管理を学ぶ

情熱はあるが、お金と時間がないのが20代。時間はすべての人に平等に与えられる。それをどう使うか、消費と投資という観点から考えてみる。
 

15.没頭できる趣味を持つ

毎日楽しいと思えるものと出会う。本業とつながる可能性がある。
誰かにやってみないかと言われたことはとりあえず引き受けてみる。
 

16.異文化に触れる旅に出る

自分が動いた範囲だけ、意識が広がっていく。相対的に今の生活の良さに気づくこともある。
 

17.運について学ぶ

自分で変えられないものを受け入れる強さと、変えられるものを変えていく勇気と、その違いを見極める賢さが必要。周りの様々な人たちに応援されるそんな運を自分の行動によって高める。

 

4.感想(自分語り)

 2年前、家の本棚でたまたま見つけた『10代でしておきたい17のこと』。その中身を見て「この中の半分もできてねぇ。こんなんで大人になっちまった...」などと絶望したのがいい思い出です。そんなこんなでふと、その20代バージョンがあることを知り、読んでみたというのがこの本との出会いですね。

 

 最近、人生の目的は幸せになることであるとしたうえで、「幸せになるにはどんな心構えや行動が必要なのだろう。それをいい感じに言語化して見えるところに置いておきたいなぁ」なんて考えていたところ、まさにこの本がその要望をきれいに満たしてくれました。17個の項目を見るだけでも、「間違いねぇ」と思うものから、「確かにこれはそうだな!あまり気にしたことがなかった」というものまで様々学びになりました。この中で印象に残ったものを今の心境も込みで取り上げます。完全な自分語りになりますが、皆さんはご自身の立場で一緒に考えてもらえればと思います。

 

 まず、「人」に関するもの。「5.死ぬほどの恋をする」「6.一生付き合える親友を見つける」「11.メンターを探す」ですね。5番はまさに今真剣に結婚したいと思える人に出会えている気がします。6番はそういう相手であろう人はいるが、何でも話せるといった相手ではまだまだない気がする。今後そこまで仲を深めるか、新しい出会いにもまだまだ期待したいですね。11番のメンターは社内でぜひ見つけたいですね。加えて、社外からも客観的なアドバイスをもらえるようなそんな人も出会いたい。もっと年上の大人に素直に頼れる人間になっておけばなぁなんて後悔もあったりします。素直に打ち明けたり頼ることで、真に自分の人生の糧になるような人間関係を築けるのかなぁなんて思いながら...

 

 他に、「自分」に関するもの。「1.人生最大の失敗をする」「2.大好きなことを見つける」「4.人生を100パーセント楽しむ」「9.才能の形を知る」「10.専門分野を持つ」。1番と2番と4番は通ずるところがあると思っていて、結局自分が打ち込むときはとことん全力投球できるかということに尽きるかなと。ついつい保身に走ったり、引いたところに下がって物分かりの良い振りをしてしまうため、20代はもっと突き抜けたいなぁなんて改めて思いますね。9番と10番は仕事をしながら見つけていきたいですね。

 

 以上、10代のものと違って今回はまだまだ5年以上の猶予があり、このうちほぼすべてを「達成したぞ!」なんて言えるようになって30代を迎えたいなぁなんて思いつつ、今回は終わりにします。